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Real Wine Guide 11号
発売中
寿スタジオ1800円
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・・・で、どれがおいしいワインですか?
この本では、数あるワインの中で私達日本人の味覚にとって、
- ズバリ何がおいしいのか
- 値段の割りに何が美味しいのか
- それは実際どこで、いくらで売っているのか
- いつが飲み頃なのか
という買い手が真に欲している情報、私たち消費者の立場と目線からワインを取り扱っています。産地やブドウ品種、ワインの作り方といった初歩的な情報は扱わず、また作り手の詳細や醸造方法に関するディープな内容も扱っていません。
主役はあくまでもワインを飲む私達消費者であり、送り手とは異なる、受け手側の視点によるワイン情報誌です。
ドメーヌ・デュジャックやアルマン・ルソーのように日本での人気とロバートパーカーの評価が異なるケースは明らかに存在しています。
例えば、こんなワインを想像してみましょう。
『ロバートパーカー評価90点 飲み頃 今〜2010年のメドック地区のワイン』
を期待して飲んで、素直に美味しいと感じられますか?タニックで、重すぎ・厚化粧なワインで疲れてしまったことってありませんか?
日本人の味覚による評価がリアルワインガイドにはあります。貴方の感性はどれに最も近いのでしょうか?
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全体のページ構成 |
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約80ページ(全体の3分の2がテイスティングレビュー!)にわたり、テイスティングレビューがあります。実際に店頭に並ぶワインを買ってブラインドテイスティングし、ピーク時の評価、飲み頃予想に加え、今飲んでみての評価もあります。
瓶詰前のバレルからのテイスティングと異なり、実際お店で買ったものを試飲しているので、まさに私達と同じ立場でのテイスティング。ロバートパーカーの『ワインアドヴォケイト』やタンザーの『インターナショナルワインセラー』とは違った日本人の味覚による評価です。
実際、夢の世界みたいなワインの記事ばかりを書かれても欲求が募るだけで困りものですが、リアルワインガイドに掲載されているワインは比較的、手頃な、今入手出来る物を取り上げていて、そのワインが、どこのショップで、いくらで入手し、さらに輸入元はどこか、まで書かれています。
一見、淡々としたテイスティングレビューばかりの内容に見えますが、おいしいワインを探している消費者にとっては、この本は絶対に役に立ちます。
(店長/福村 番外編に出てたりします。) |
その他、実際にワインを売っているお店の店主インタビューや、インターネットでワインサイトを運営する主宰者インタビューなんてものあり、ちょっとした裏側(?)が見えたりして面白いです。
今回から酒販店・個人愛好家の方々のテイスティングレビューもあります。ロバートパーカーではなく、よく知っている店主さんのレビュー、一緒に飲んでいる感じさえします。 |
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2004年春 5号はこんな感じ
巻頭特集98ブルゴーニュを検証
・テイスティングレビュー
('01ブルゴーニュ赤・白、'01ボルドー、イタリア・ピエモンテ、などなど・・・)
・3000円以下のワインリスト
・連載企画(ワインの保存、などなど・・・)
・リアルワインガイドインタビュー(新井順子さん、ラックコーポレーションさん)
・ほんとはどうなんだろう(ボトル差)
・酒販店・個人愛好家テイスティングレビュー
・酒販店主人インタビュー
・等々・・・ |
※3号以降、各地の書店でお買い求めできます。
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